今こそ革新懇の出番です!
11月19日、20日東京都内で「地域・職場・青年革新懇全国交流会」が3年振りに開催されました。メインスローガンは 『「市民と野党の共闘」の新たな発展へ、いま学び、語ろう革新懇の役割 』です。19日の全体会は、32都道府県から324人が参加しました。運営に携わっていただいた仲間のみなさん、お世話になり本当にありがとうございました。
全国革新懇は、2022年5月の総会時点で、872革新懇 (内訳は 地域革新懇703、職場革新懇142、青年革新懇27 ) と東京革新懇を始め47都道府県革新懇、 20革新懇準備会の 計 939革新懇で構成されています。全国革新懇の平和・民主・革新の3つの共同目標の実現に向けた革新懇運動は全国に広がっている事がこの「939という数字」からも明らかで、全国にこんなに多くの革新懇の仲間がいて、希望が持てる事がとても嬉しいです。
19日の全体会では、連帯あいさつ(市民連合:広渡清吾さん、市民アクション:大江京子さん)と講演(ジャーナリスト:伊藤千尋さん、杉並区岸本選対元本部長:内田聖子さん、日本共産党田村副委員長)に続き、小田川代表世話人の問題提起がありました。
連帯のあいさつと講演の内容から一部を紹介します。市民アクションの大江京子さん「誰のための軍拡なのか、誰もが平和に自分らしく生きる権利がある、私たちは決して無力ではない、戦争をさせない、軍拡反対、命を守れの原点に立ち野党は共闘の声を上げ、政治を希望へと変えていきましょう」ジャーナリストの伊藤千尋さん「憲法9条で国が守られるか」と言う人には「国を守るという考え方は、敵味方をはっきりさせ、戦争になると殺し合いになる、憲法9条は国を守り、国を超えて人類を守っている、私たちには力がある、市民運動を繰り広げていくその先頭に立ってください」と私たちに呼びかけてくれました。
小田川代表の問題提起では、「岸田政権が野党の臨時国会開催要求にも応えずに「国葬」を強行したこと、統一協会と自民党の癒着、物価急騰に対する対応の鈍さと大企業・富裕層重視の経済政策の継続など岸田政権の政策全体を市民が批判し、内閣支持率が落ち続けています。「潮目が変わった」と言われる世論の変化がおきています、しかし自公政治に変わる新しい政治の姿が市民には見えていません。野党の共闘への姿勢にゆれがあることが影響しています。わたしたち市民が立ち上がり、今後のたたかいの展望を広げて行こう」との報告がありました。
続いて、全国の革新懇の仲間からの様々な要求を大切にした運動の報告に大変励まされました。「あいおい損保職場革新懇」も発言しました。発言内容はこちら(←クリックしてください)です。どうぞお読みください。発言は世話人会で作り上げ、「職場革新懇を発足後、職場の仲間、OBの皆さん、他団体の方々を始め、様々な方たちと活動を発展させてきた」多くの先輩達にリスペクトしながら発言をしました。
翌20日には (1) シンポジウム「地方政治(首長選挙)を共闘で変える」(2)職場交流会 (3)青年交流会 (4)分散会が取り組まれました。私たちはシンポジウムと職場交流会に参加しました。シンポジウムでは「地方地域での要求実現のたたかいを立憲野党と共同ですすめていくことが、国政での野党共闘のゆれがあるなかでも市民と野党の共闘の再構築を進めていく力になる、その先頭にたちましょう」 と活発な報告・発言が続きました。
職場交流会では大変厳しい職場実態のなかで、職場の声を拾い共に学ぶためのアンケートやパンフ作成の取り組み、駅頭での宣伝行動、シンポジウム等で組織を超えて連帯する活動が報告されました。上部団体(全労連・連合)や役職、正規か非正規か、現役かOBかに関係なく集える組織が「職場革新懇」であり、学習と行動を基本に安心して働ける職場と社会を作ろうと意思統一をしました。
私たちのホームページにもリンクを貼らせて頂いていますが、大阪損保革新懇(ホームページはこちら←クリックしてください) の大変素晴らしい取り組みが交流会で報告されました。 「損保の職場に政治の風を吹かせています。総選挙に際しては選挙特集号のニュースを作成。手渡し・職場での机上配布・社前配布など4000部全てを配布しました。「大阪損保革新懇です」と声をかけると受け取りも良かったです。損保産業の民主化の課題では、日本共産党の大門元議員と連携し代理店問題に取り組んできました。金融庁に指導を出させる等数々の成果をあげ、この取り組みの中で代理店の多数が会員になっています」
2日間の革新懇全国交流会に参加して、引き続き私たちは世話人会での討議を重視し、賛同者のみなさんと共に考え行動していく職場革新懇でありたいと願っています。
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