2019年11月1日金曜日

 10・26 損保9条の会 生保9条の会 合同講演会
  
   9条は平和への誓い

西谷 修氏の「戦争化する世界と非戦の思想」の講演会に参加して
               
               福江 幹雄



 世界戦争(第一次世界大戦・第2次世界大戦)で、人と人とが殺し合う無残な戦争、アウシュヴィッツの虐殺や広島・長崎の原爆投下による無差別殺人を始めとする無意味な戦いはもうやめよう。

戦争の惨禍を味わった多くの人々が、二度と過ちをおかさないためにも、戦争の要因となった経済封鎖による不景気や高い失業率など防ぐために、ILOの宣言や国連をつくり、平和を希求する戦勝国の知識人が中心となり、日本国憲法をつくった。ことに第九条は「世界戦争後の戦後秩序の要石である」とのお話を、深く心に刻みました。

「世界戦争後、本当に戦争をやめよう」という人たちがつくった、「民主主義、人権、非戦」の日本国憲法は、国民の大多数から圧倒的な支持を受けた憲法であり、大切に守っていかなければならないとの決意を新たにするとともに、誌上をおかりして「九条を守る会」のお世話をいただいている人たちに感謝したいと思います。

ついでながら、西谷氏が「戦争化する世界と非戦の思想」について、講演するきっかけは、NHKの「100de名著」に出演が契機とのこと。このような番組があったことを教えていただいたことは、講演会に参加した何よりのお土産になりました。

(会場は358名の参加でほぼ満席、あいおい損保からも22名を超える人々が駆け付けました。)
         

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