損保9条の会・生保9条の会20周年記念講演会の報告
あいおいニッセイ同和損保職場革新懇
平和・民主主義・革新の日本と損保の民主化をめざして、みんなで自由に話し合い、学習し、活動します
2025年10月20日月曜日
2025年9月9日火曜日
参院選を終えて、革新懇の役割はより重要に!!
国民民主党・参政党は排外主義により、自公の悪政から目をそらさせている
働く人の4割が非正規、賃金の上がらない国、社会保障や教育予算の切り捨て、自己責任の押し付け、貧困と格差を生み出した自民党の新自由主義による暮らしの困難の打開は、重要な争点でした。国民民主や参政は、参政の「日本人ファースト」に見られるように、国民の不満や不安を外国人に向けさせ排外主義や差別を助長し、強い日本の回復を掲げ、新自由主義政治で困難な人達、特に現役層や政治に無関心だった層の支持を獲得しました。しかし、これらの政党は、新自由主義の害悪を訴えながら、医療・社会保障費のさらなる削減を主張しています。今後国会審議や市民の運動により、自民の補完勢力の国民・維新、極右排外主義の参政の政策は、国民の願いと矛盾する事を明らかにしていきましょう。
石破首相退陣!自民党政治を変える革新懇の役割発揮が一層重要に
参院選後、自民党敗因の一つの「政治とカネの問題」は明らかにされず、裏金作りの議員が早期の総裁選を叫び、一か月半に及ぶ石破おろしの内部抗争に国民は反発を強めていましたが、9月7日石破首相は退陣に追い込まれました。国民の審判に無反省な自民党による総裁選でのメディアジャックが行われ、政治空白が続くことになります。消費税減税などの物価高対策は待ったなしで、1日も早く臨時国会を開くべきです。
【全国革新懇声明より】
❷「ガソリン暫定税率」の廃止
❸暮らしを壊す米国いいなりの大軍拡(26年予算案は過去最大の8兆8454億円)ストップ
❹企業・団体献金禁止
❺選択的夫婦別姓制度の実現、空襲被害者救済法制定、再審制度の改正 など
また、自民、参政や国民民主、維新による「スパイ防止法案」(スパイ防止の名で国民を取り締まり)の提出の危険な動きは絶対に阻止しましょう!
9月19日には、総がかり行動実行委員会により「武力で平和はつくれない!強行採決から10年 戦争法廃止!9.19国会正門前大行動」が開かれます。改憲勢力が3分の2以上の議席を得たことは軽視できません。自公政権はこの秋、維新や国民民主、参政も巻き込んで、大軍拡、戦争体制づくり、日米共同作戦体制作りを加速してきます。
10月18日には、損保9条の会講演会「いま日本で起きていること 平和実現の道を考える!」で自公政権大軍拡の実相を学びます。(9月6日ホームページ投稿を参照してください)
今後も国会情勢も含め投稿を行いますので、是非ご一緒に考えていきましょう!
2025年9月6日土曜日
◆ 10月18日損保9条の会講演会のお知らせ
今年は、損保9条の会・生保9条の会の創立20周年です。
2005年6月18日、千代田区星稜会館で品川正治氏(当時経済同友会終身幹事・日本興亜損保相談役)の損保9条の会結成講演会が開かれました。
品川氏は「戦争は外交や金融、科学が全て動員される、何故9条を変えるのか、これほど国の形を粗末にする考えはない。改憲の攻撃を打ち破り9条を守ろう」と力を込められました。
自公政権がすすめる「大軍拡の実相」を学びましょう!懇親会も予定しています。多くのみなさんの参加を呼びかけます。
2025年7月2日水曜日
参議院選挙で暮らし・平和を守り自民党政治を終わらせましょう!!
7月3日に「参議院選挙」が公示され、7月20日投票にむけて選挙戦がくり広げられます。世話人会より、東京都議会議員選挙を振り返り、参議院選挙に向けてみなさんに訴えます!
(1) 東京都議会議員選挙で自公両党が大敗北 立憲野党の共闘すすむ
(2) 暮らしと平和を守る選挙 市民と野党の共闘で自公を過半数割れに
参議院選挙はこのような重要な課題に対して、国民が意思表示をする場です。結果次第では参議院でも与党過半数割れ(自公17議席減で過半数割れ)となり、あらたな政治情勢を切り拓くことができます。そのためには、少数与党となった政府予算に賛成し、医療費4兆円削減で合意し、11万床の病床削減計画や市販薬と効能が同じ「OTC類似薬」の保険適用外(負担は20倍~70倍に)をすすめている(保険適用外は国民民主党も賛成)日本維新の会や、企業・団体献金禁止法案等で与党に協力してきた国民民主党ではなく、立憲野党が議席を大きく伸ばす選挙にしなければなりません。
(3) 市民連合が「政策要望書」を立憲野党に提出 立民・共産党が1人区の共闘で合意
6月9日~12日に「市民連合」(安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合)は、立憲民主党・日本共産党・社民党・参院会派「沖縄の風」に参院選に向けた立憲野党共通政策の要請を行いました。2025年参議院選挙における野党に対する市民連合の政策要望書を立憲民主党野田代表への要請を例として紹介します。こちら⇦クリックして詳細をご覧ください。2024年衆議院選挙で要請した個別の諸政策に加え、来るべき政権交代や市民の生活再建に向けた要請要旨はこちらです。
❶戦争と暴力に基づかない社会を 憲法や市民生活を無視する大軍拡は許さない
❷暮らしといのち第一(ライフファースト)の社会を 市民の生活と命を守る経済政策
❸すべての個人の尊厳が尊重される社会を ジェンダー平等・人権保障・学問や教育の重視
6月19日、市民連合の要請書をベースに立民の野田代表と共産党の田村委員長は、参院選で与党を少数に追い込むために合意しました。憲法違反の安保法制の廃止でも一致しています。市民と野党の共闘で自民党政治を終わらせる為、みなさん力を合わせましょう!
※7/3 8時投稿後、同日に東京革新懇都議選声明と与党過半数割れの数字を修正しています。
2025年3月25日火曜日
2025年2月23日日曜日
第21回総会をオンラインにて開催します
あいおい損保職場革新懇の第21回総会を3月23日(日)午後2時から4時半まで、オンライン(ZOOM)にて開催します。
あいおい損保職場革新懇 第 21回総会 議事日程
日時:2025年3月23日 午後2時から4時半
場所:ZOOM MEETHING室 (オンラインによる)
午後2時 開会
○ 第21回総会議案提案
Ⅰ 第20回総会以降の情勢
Ⅱ この1年の主な取り組み
Ⅲ 2025年活動方針
Ⅳ 会計報告
Ⅴ 申し合わせ
○ 講演と意見交換
講演 市民と野党をつなぐ会@東京 共同代表 鈴木国夫さん
■ 「総会・事務局」←(クリック)の21回議案をご覧ください。
■参加者のかたには、ZOOM会議に参加する為のURLを送ります
2025年1月9日木曜日
昨年は衆議院選挙が行われ、政治情勢も大きく変わりました。世話人会では、この間、選挙結果について討議を行ってきました。自公政治に変わる希望の政治を、ご一緒に考えていきたいと思います。
与党が過半数割れに
自民党が大きく議席を減らし15年振りに与党が過半数割れとなり、数の力による悪法の強行採決ができなくなりました。また、野党が協力すれば野党提出法案を通すことができ、政府の暴走に対し「内閣不信任案」を可決することも出来ます。さらに改憲を進める勢力を、発議に必要な衆議院の3分の2議席以下に追い込むこともできました。
この歴史的な結果は、物価高や様々な暮らしの困難への無策、裏金問題(赤旗スクープと上脇教授の刑事告発がなければ裏金は裏のまま)の真相が不明なまま、十分な国会審議もせず最短で選挙を決行した自民党政治に対する「国民のノーという怒り」によるものでした。
一方、野党第一党の立憲民主党は政権交代を掲げましたが、安保法制の継続を示唆し共産党との野党共闘を拒否(但し一部ではあるが共闘が実現)し、他野党との共闘も実現しませんでした。その結果、52議席増となりましたが、前回比で小選挙区は147万票減、比例は7万票のみの増でした。
石破自民党、裏金・企業団体献金反省なし
11月28日からの臨時国会は、「少数与党」のもとで国会がどう変わっていくのかと、全ての政党がためされました。焦点となった「政治改革」では、裏金問題の真相は明らかにならず、自民党は「公開方法工夫支出」新設を提案、企業団体献金については憲法を持ち出しその存続を主張しました。この間、自民党都議会での裏金も刑事告発される始末で、同党の無反省ぶりが明らかとなりました。真相解明には、自民党の関係者への予算委員会招致や証人喚問が不可欠です。
企業献金は、経団連が政策評価と一体で自民党へあっせんをしていることからも、賄賂性を帯び政策をゆがめていることは明らかです。(例えばマイナンバー事業者の自民党への献金は7億円超、受注額は2810億円)結論は先送りとなりましたが、裏金の原資となり、財界利益最優先政治につながる企業団体献金は、廃止の一択しかありません。
大軍拡・大企業優先の補正予算に国民・維新の取り込み
2024年度補正予算は、過去最高の8268億円の軍事費と特定半導体企業への1兆円支援を計上する一方、能登への支援や国民の暮らしへの応援は不十分なものであり、立憲野党が中心となり反対しました。しかし、与党が国民民主党・維新の会を取り込んだ結果、賛成多数で可決されました。賛成に回った野党は、選挙で与党を少数に追い込んだ多くの国民の期待を裏切ったと言えるのではないでしょうか。
通常国会でくらしを守る2025年予算と国民の願う法案の成立を
1月24日から通常国会が始まります。2025年度予算案は、過去最高の軍事費8兆7千億円を計上しアメリカいいなりの戦争国家づくりを加速する一方、医療・介護・年金を始めとした社会保障費の負担増・給付削減、農業・中小企業予算の切り捨てなど、これでは国民の暮らしといのちが守れません。また、「年収103万の壁の引き上げ」も大事ですが、そもそも消費税を含む税制全体のゆがみを見直すべきと考えます。さらに、多くの野党が公約に掲げた選択的夫婦別姓制度の導入・紙の保険証廃止の見直し・学費の無償化を始め、国民の願いがかなう法案の成立を願います。
今こそ革新懇の出番
全国革新懇全国交流会が、11/30~12./1 京都で開かれました。小田川代表世話人は「要求に基づく共闘を広げて自民党政治を変えるたたかいにつなぐ『要求と政治の架け橋』として、革新懇の役割がこれまで以上に必要であり、自民党補完勢力が自民党の延命に手を貸してきた歴史的事実がありますが、『さよなら自民党政治の市民の運動』を日常的に進めていきましょうと提起されました。
今年6月の都議会議員選挙、7月の参議院選挙で、「自民党政治を終わらせ希望のある政治を」との声を上げましょう。
なお、世話人会では3月開催の第21回あいおい革新懇総会の準備を進めています。詳細が確定次第、別途お知らせいたします。