2024年6月5日水曜日

           金権腐敗政治に反省なしの自民党政治では
                        国民の暮らしが守れない

<総会を終えて>
3月の第20回総会では、 今の政治情勢をしっかり学習しようと、全国革新懇・東京革新懇代表世話人、法政大学名誉教授の五十嵐仁先生による「岸田政権の行き詰まりと自民党の裏金問題」の問題提起を受け、「自民党政治を一刻も早く終わらせたい」との意見交換が出来ました。職場の問題は昨年に続き、AD社とMS社の要員の推移の資料をもとに大変混乱した現状が報告されました。利益最優先、顧客軽視により起こった「ビックモーター問題」と「保険料調整」による業務改善報告書の提出、また金融庁の損保有識者会議、日本損害保険協会の「業務抜本改革推進PT」の設置を報告し、損保経営には信頼回復とともに健全な職場運営が求められていると情勢報告しましたが、今後もみなさんと情報を共有していきます。今年度の方針、総会の様子、みなさんの貴重な発言をニュース104号で紹介し、五十嵐先生の講演内容、東京革新懇作成のチラシ「裏金・腐敗自民党政治さようなら」を添えてお届けしましたが、ニュースの感想が寄せられました。「まずは3補選の勝利を願って」「自民党の悪政の現状とこれを変えて行こうの呼びかけに賛同します」「呼びかけ内容は同意できます、低投票率を変える大運動を、日米軍事同盟が諸悪の根源ではないのか」「頑張ってください」等です。ニュース104号の送り状でお伝えした世話人会からの呼びかけ【裏金問題で自民党は組織的犯罪の認識がありません、引き続き国会内外の運動で真相を明らかにしましょう、日米首脳会談でアメリカとともに戦争する国づくりへの合意ではなく、憲法9条をいかした平和外交を求めていきましょう、職場の問題も、政治・平和の問題も現状を変えて行く為に力を合わせましょう】を受け止めていただいたこと、大変心強く思いました。

<自民党惨敗の情勢    抜け穴だらけの政治資金規正法>
4月28日衆議院3補選は市民と野党の共闘により、立憲野党が完勝し市民の怒りが示されました。市民連合の声明(←クリック)を是非お読みください。そして 小田原市長選、静岡県知事選、目黒区都議補選でも自民党は惨敗です。 報道各社の世論調査では次期衆院選後、「政権交代」「与野党拮抗」が望ましいとの回答が多くを占めています。 国民の信頼を取り戻すはずの政治資金規正法改正案で【自公と第二自民党公言の維新が5月31日修正合意。その内容がひどすぎる、企業団体献金にはふれず、パーティー券公開基準は3年後に5万円(複数回やれば今と同じ)に、政策活動費は廃止にせず領収証の公開は10年後(時効を逃れ)となっている。自民党には新たな脱税疑惑もあるなかこれのどこが改正なのか】裏金を刑事告発した上脇教授は企業には収支報告制度がないので、企業分の不記載を見つけられない、パーティの禁止か、パーティ券購入禁止しかないと指摘されています。自民党改正案に反対は70%の世論(JNN)であり、この内容での採決を許してはいけません。
また国会では、日米首脳会談の合意に沿った「戦争する国づくりをすすめる法律」の「経済秘密保護法」「自衛隊を米軍の指揮下に組み込む統合司令部設置法」などが自民・公明・立民・維新・国民などの賛成で短時間の審議で強行成立しています。立法事実を説明できないものもあります。5月22日市民連合の運営委員会でも立憲民主党の安全保障政策が必ずしも自民党と対抗するものになっていない、意見を申し入れしていくと発信されています。

<運動の前進>
あいおい損保革新懇も参加した運動は前進しています。4月13日には新宿駅東口に於いて第3回職場9条の会の大軍拡NO、9条守れ宣伝行動では、過去最高の800枚のチラシを配布、外国の方向けの英語のスピーチや英語のチラシ配布など工夫溢れる行動が行われました。憲法施行77年の5月3日憲法大集会(於:有明防災公園、スローガン:武力で平和はつくれない、とりもどそう憲法いかす政治を、主催:総掛かり行動実行委員会)には昨年より7000名多い32,000名が集まりました。憲法改正の国会議論急ぐ必要はないは65%(共同通信)です。損保9条の会の旗も5月の風に誇らしげに。 5月18日には第43回全国革新懇総会(スローガン:日本をダメにした自民党政治にさよならを、市民と野党の共闘の再構築・発展と「3つの共同目標(平和・民主・革新)」を高くかかげて)が開かれ、自民党政治を終わらせる「革新懇の役割」を発揮しようと意思統一し、全国各地で運動が展開されています。世話人会もみなさんと力を合わせてがんばります。
5月27日に市民と立憲野党の選定会議を経て、東京都知事共闘候補の発表がありました。
次回の投稿では、総会で提起した「財界ファーストの小池都政から都民本位の政治に切り替えます」をみなさんと一緒に考えていきたいと思います       

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