2021年10月6日水曜日

2021年 衆議院総選挙  10月31日投開票  

格差拡大の新自由主義の政治を変えるチャンス!

政権交代でいのちと暮らし第一の政治へ!

  野党と国民の「国会を開け」の声をヶ月半も無視し続け、総裁選に明け暮れた自民党。「岸田新総裁で自民党を変える」をアピールしていますが、岸田首相は改憲・原発をすすめ、国政私物化疑惑の究明に背を向けるなど、中身は安倍・菅政権の継承そのものです。役員人事も安倍・麻生氏へ忖度。菅政権の無為無策のコロナ対応の反省もありません。幹事長には甘利氏を任命、野党は甘利氏の疑惑解明の為の共同調査チームを立ち上げ、国会招致を準備しています。104日からの臨時国会では一問一答の予算委員会質疑を避け、争点を明らかにせず解散する姿勢に多くの批判が集中しています。

  98日に市民連合と野党4党(立憲民主党・日本共産党・社会民主党・れいわ新撰組)が合意した6つの柱と20の項目からなる共通政策は次の通りです。(項目は一部省略)この政策の実現に向けて総選挙を闘うことになります。全て自公政権では解決できない課題であり、私達の願いが政策となっています。

【市民連合と野党4党合意の共通政策】

(1) 憲法・平和  ①安保法制などの違憲部分を廃止し、憲法改悪に反対 ②核兵器禁止条約の批准をめざす③沖縄・辺野古での新基地建設の中止

(2) コロナ対応 ①医療費削減政策を転換し、医療・公衆衛生の整備②コロナ禍で打撃を受けた人や企業を救う万全の財政支援

(3) 格差と貧困 ①消費税減税を行い、富裕層の負担強化など公平な税制の実現 ②最低賃金の引き上げや非正規雇用・フリーランスの処遇改善

(4) 環境 ①石炭火力から脱却し、原発のない脱炭素社会を追求

5) ジェンダー平等 ①選択性夫婦別姓制度やLGBT平等法などの成立

(6) 権力私物化 ①森友・加計、桜を見る会など、権力私物化の真相究明 ②日本学術会議の会員を同会議の推薦通りに任命             

 上記共通政策の実現の為に、930日の立憲民主党と野党4党との党首会談では、衆院選で自公政権を倒し、政権交代を目指すために協力する事が確認されました。また立憲民主党と日本共産党は、「新政権において日本共産党は上記の合意した政策の実現の範囲内で限定的に閣外から協力する」との政権協力で合意しました。歴史的に初めての合意として多くの方から歓迎されています。また選挙協力についても両党で候補者を1本化した選挙区についてはお互いに理解尊重しながら勝利を目指すとしています。

 2015年の安保法制反対の運動が出発点になり、これまで野党共闘をリードしてきた市民連合は、全国様々な地域での運動が前進し、「市民と野党統一候補の政策協定」がすすんでいます。このHPでも市民と野党をつなぐ会@東京のリンクは張ってありますので、お住まいの地域の動きが確認できます。市民連合作成の全国の選挙情報HPはこちら

 104日、岸田首相は10月14日解散、1019日公示、10月31日投開票の意向を明らかにしました。国会での審議保証がされないあまりにも乱暴なやり方です。

今こそ市民と野党が共同して格差拡大・自己責任押し付けの自公政治を変え、政権交代でいのちと暮らし最優先の新しい政権をつくるチャンスです。ご家族やお知り合いなどにお声を掛けていただいて、希望のもてる政治の実現のためにご一緒に頑張りましょう!

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