2025年7月2日水曜日

 参議院選挙で暮らし・平和を守り自民党政治を終わらせましょう!! 

73に「参議院選挙」が公示され720日投票にむけて選挙戦がくり広げられます。世話人会より、東京都議会議員選挙を振り返り参議院選挙に向けてみなさんに訴えます!

(1)  東京都議会議員選挙で自公両党が大敗北 立憲野党の共闘すすむ

622の都議会議員選挙、自民党は9議席減で過去最低議席となり、公明党も4議席減らしました。自民党が擁立した38選挙区での得票は、昨年の衆議院選挙比例票と比較して、約507千票の減少です。これは都議会自民党の裏金問題や物価高騰に無策な自公政権に対する都民の怒りの表われです
一方立憲野党 (立民・共産・社民党・ネット)は無所属候補も含め、13人区の26選挙区で共闘し(候補者の一本化にとどまった選挙区を含む)現職14名の全員当選と元職・新人5名の合計19名当選の成果となりました。全国革新懇・東京革新懇・地域革新懇も共同の候補を押し上げようと、合同宣伝を行いました。3月の総会で講演いただいた市民組織「市民と野党をつなぐ会@東京」が述べられた、「この10年間の東京での国政・都政における市民と野党の共同、2024年の都知事選での候補者選定委員会で培われた信頼関係の成果」という言葉に、確信を持ちたいと思います。東京革新懇の都議選声明こちらをクリックしてご覧ください。

2)  暮らしと平和を守る選挙 市民と野党の共闘で自公を過半数割れに

参議院選挙の大きな争点は物価高騰への対策です。自公政権は国民の7割が求めている消費税減税を頑なに拒否し、不評で一度は取り下げた「一人2万円」の現金給付を打ち出しました。まさに打つ手なしと言っているようなものです。消費税減税は日々の買い物などのたびに減税となることから、極めて有効な物価高対策です。多くの野党が消費税減税を訴えていますが、規模や裏付けとなる財源は様々です。どの党の主張がより効果的な減税規模(例えば一律5%減税は、平均的勤労者世帯(世帯主年収500万程度)で年間12万円の減税となり、食料品だけゼロ%の場合と比べて2倍の減税額でインボイスも廃止できます)なのか、かつ、税の応能負担原則(現状は能力に応じた負担ではなく大企業への11兆円への減税や高額所得者の税負担軽減など逆方向になっています)にそった財源を示しているかを見極めることが大切です。
また、平和の問題も重要です。イスラエルやアメリカによるイラン攻撃は、国連憲章や国際法を無視した暴挙です。広島・長崎への原爆投下を持ち出し正当化したトランプ大統領に対して、日本政府はまともに抗議できない状況です。さらにアメリカは、日本に対してGDP比3.55% (年間21兆円~30兆円)という大軍拡を要求したとの報道もでています。アメリカいいなりの大軍拡は、暮らしの予算を削ります。米価高騰とコメ不足が暮らしを直撃していますが、軍事費は4倍、農水予算は3分の2に削減されています。みなさんに呼びかけました「大軍拡反対請願署名」626日現在226筆が集まり、国会には18836筆が提出されています。ご協力ありがとうございます。さらにすすめていきましょう。

参議院選挙はこのような重要な課題に対して、国民が意思表示をする場です。結果次第では参議院でも与党過半数割れ(自公17議席減で過半数割れ)となり、あらたな政治情勢を切り拓くことができます。そのためには、少数与党となった政府予算に賛成し、医療費4兆円削減で合意し、11万床の病床削減計画や市販薬と効能が同じ「OTC類似薬」の保険適用外(負担は20倍~70倍に)をすすめている(保険適用外は国民民主党も賛成)日本維新の会や、企業・団体献金禁止法案等で与党に協力してきた国民民主党ではなく、立憲野党が議席を大きく伸ばす選挙にしなければなりません。

3)  市民連合が「政策要望書」を立憲野党に提出 立民・共産党が1人区の共闘で合意

69日~12日に「市民連合」(安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合)は、立憲民主党・日本共産党・社民党・参院会派「沖縄の風」に参院選に向けた立憲野党共通政策の要請を行いました。2025年参議院選挙における野党に対する市民連合の政策要望書を立憲民主党野田代表への要請を例として紹介します。こちら⇦クリックして詳細をご覧ください。2024年衆議院選挙で要請した個別の諸政策に加え、来るべき政権交代や市民の生活再建に向けた要請要旨はこちらです。

戦争と暴力に基づかない社会を 憲法や市民生活を無視する大軍拡は許さない
暮らしといのち第一(ライフファースト)の社会を 市民の生活と命を守る経済政策
すべての個人の尊厳が尊重される社会を ジェンダー平等・人権保障・学問や教育の重視

619日、市民連合の要請書をベースに立民の野田代表と共産党の田村委員長は、参院選で与党を少数に追い込むために合意しました。憲法違反の安保法制の廃止でも一致しています。市民と野党の共闘で自民党政治を終わらせる為、みなさん力を合わせましょう!

※7/3 8時投稿後、同日に東京革新懇都議選声明と与党過半数割れの数字を修正しています。


2025年3月25日火曜日

「あいおいニッセイ同和損保職場革新懇」に名称変更しました!


 あいおい損保職場革新懇は、2025年3月23日の第21回総会に於いて、申し合わせの「名称」の変更が承認されました。どうぞよろしくお願いいたします。


2025年2月23日日曜日

 第21回総会をオンラインにて開催します

あいおい損保職場革新懇の第21回総会を3月23日(日)午後2時から4時半まで、オンライン(ZOOM)にて開催します。

あいおい損保職場革新懇 第 21回総会 議事日程

日時:2025年3月23日 午後2時から4時半

場所:ZOOM MEETHING室 (オンラインによる)

午後2時  開会

○ 第21回総会議案提案

  Ⅰ   第20回総会以降の情勢

    Ⅱ   この1年の主な取り組み

       Ⅲ  2025年活動方針

    Ⅳ   会計報告

       Ⅴ     申し合わせ

○ 講演と意見交換

講演 市民と野党をつなぐ会@東京 共同代表 鈴木国夫さん

参加者 発言

 総会・事務局」←(クリック)の21回議案をご覧ください。

■参加者のかたには、ZOOM会議に参加する為のURLを送ります


2025年1月9日木曜日

              自公政治に変わる「希望の政治」を
               みんなの力でつくりましょう

みなさん、2025年もよろしくお願いいたします。
昨年は衆議院選挙が行われ、政治情勢も大きく変わりました。世話人会では、この間、選挙結果について討議を行ってきました。自公政治に変わる希望の政治を、ご一緒に考えていきたいと思います。

与党が過半数割れに
自民党が大きく議席を減らし15年振りに与党が過半数割れとなり、数の力による悪法の強行採決ができなくなりました。また、野党が協力すれば野党提出法案を通すことができ、政府の暴走に対し「内閣不信任案」を可決することも出来ます。さらに改憲を進める勢力を、発議に必要な衆議院の3分の2議席以下に追い込むこともできました。
この歴史的な結果は、物価高や様々な暮らしの困難への無策、裏金問題(赤旗スクープと上脇教授の刑事告発がなければ裏金は裏のまま)の真相が不明なまま、十分な国会審議もせず最短で選挙を決行した自民党政治に対する国民のノーという怒りによるものでした。
一方、野党第一党の立憲民主党は政権交代を掲げましたが、安保法制の継続を示唆し共産党との野党共闘を拒否(但し一部ではあるが共闘が実現)し、他野党との共闘も実現しませんでした。その結果、52議席増となりましたが、前回比で小選挙区は147万票減、比例は7万票のみの増でした。

石破自民党、裏金・企業団体献金反省なし 
1128日からの臨時国会は、「少数与党」のもとで国会がどう変わっていくのかと、全ての政党がためされました。焦点となった「政治改革」では、裏金問題の真相は明らかにならず、自民党は「公開方法工夫支出」新設を提案、企業団体献金については憲法を持ち出しその存続を主張しました。この間、自民党都議会での裏金も刑事告発される始末で、同党の無反省ぶりが明らかとなりました。真相解明には、自民党の関係者への予算委員会招致や証人喚問が不可欠です。
企業献金は、経団連が政策評価と一体で自民党へあっせんをしていることからも、賄賂性を帯び政策をゆがめていることは明らかです。(例えばマイナンバー事業者の自民党への献金は7億円超、受注額は2810億円)結論は先送りとなりましたが、裏金の原資となり、財界利益最優先政治につながる企業団体献金は、廃止の一択しかありません。

大軍拡・大企業優先の補正予算に国民・維新の取り込み
2024年度補正予算は、過去最高の8268億円の軍事費と特定半導体企業への1兆円支援を計上する一方、能登への支援や国民の暮らしへの応援は不十分なものであり、立憲野党が中心となり反対ました。しかし、与党が国民民主・維新の会を取り込んだ結果、賛成多数で可決されました。賛成に回った野党は、選挙で与党を少数に追い込んだ多くの国民の期待を裏切ったと言えるのではないでしょうか

通常国会でくらしを守る2025年予算と国民の願う法案の成立を
124日から通常国会が始まります。2025予算案は、過去最高の軍事費87千億円を計上しアメリカいいなりの戦争国家づくりを加速する一方、医療・介護・年金を始めとした社会保障費の負担増・給付削減、農業・中小企業予算の切り捨てなど、これでは国民の暮らしといのちが守れません。また、「年収103万の壁の引き上げ」大事ですが、そもそも消費税を含む税制全体のゆがみを見直すべきと考えます。さらに、多くの野党が公約に掲げた選択的夫婦別姓制度の導入・紙の保険証廃止の見直し・学費の無償化を始め、国民の願いがかなう法案の成立を願います。

今こそ革新懇の出番
全国革新懇全国交流会が、11/3012./1 京都で開かれました。小田川代表世話人は「要求に基づく共闘を広げて自民党政治を変えるたたかいにつなぐ『要求と政治の架け橋』として、革新懇の役割がこれまで以上に必要であり、自民党補完勢力が自民党の延命に手を貸してきた歴史的事実がありますが、『さよなら自民党政治の市民の運動』を日常的に進めていきましょうと提起されました。
今年6月の都議会議員選挙、7月の参議院選挙で、「自民党政治を終わらせ希望のある政治をとの声を上げましょう。
なお、世話人会では3月開催の第21回あいおい革新懇総会の準備を進めています。詳細が確定次第、別途お知らせいたします。