2024年8月5日月曜日

東京都知事選挙を終えて これからも声をあげていきましょう

都知事選挙でご支援をいただいたみなさん、ありがとうございました。共闘候補の蓮舫さんは大健闘されましたが、残念ながら当選には至りませんでした。
あいおい損保革新懇の「財界ファーストの小池都政からくらし・福祉優先の都政へ」(6月14日投稿)の呼びかけに賛同者の方々からの「自民党べったりの小池都政はもうストップさせよう、変えよう」の多くの声をいただきました。ありがとうございます。世話人も街頭宣伝や支持を広めようと行動しました。
7月21日の世話人会では、今回の都知事選についての「立憲政党や革新懇も含めた市民団体の分析や声明」を参考に討議を行いました。

世話人会の討議内容を伝えます
 蓮舫さんは、前回の共闘候補の宇都宮健児氏の得票からプラス43万9111票と大きく上回ることが出来た。

 蓮舫さん登場の街頭宣伝ではかつてない人数の人たちが集まり、蓮舫さんの「トップダウンではなくボトムアップでくらし応援の政策を実現しよう」への訴えに共感する都民が増えていき「都政を変える希望」を見せてくれた。

 革新懇を始め、市民と野党の共闘で変えようと市民団体がひとつになり、駅頭宣伝など工夫して行われた。

 「ひとり街宣」はSNSの投稿をみて、自分もやってみようと3000人以上が挑戦、都内の主要な駅700か所以上で行われ、政治を変える希望となった。「ひとり街宣」とは、2022年の杉並区長選で始まり、市民一人一人が自発的にポスター等を印刷して掲げ、変えたい思いで立ち上がった勇気ある行動。

 小池都政は批判され、全ての市区町村・島で支持を減らしマイナス74万3356票となった。蓮舫さんと石丸候補の得票合計は小池知事を上回っている。がっかりすることはない。

 28年の小池都政の総括や争点の報道が十分にされなかった。

 石丸伸二候補は、「政治屋の一掃」「政党のしがらみがない」をアピールし SNSを駆使し政治再建( SNSによる見える化、AI活用の民意集約など)を訴え、既成政党や政治そのものへの不信をもつ無党派層を中心に支持を集めたが、街頭宣伝では政策は語らず、ネットを見て名前を広めてくれに終始していた。「政党と無縁」と言っていたが、選対本部長は自民党萩生田議員の政治塾の塾長、選対事務局長は東京維新の会関係者であり、応援演説に統一協会関係者がいた。

 ネット世代・無党派層も含め、多くの都民に響く動画サイトやSNSを駆使したネット選挙の更なる向上を期待したい。

 都議会議員補選では自民党は2勝6敗、萩生田議員の八王子市では自民党候補が大差で惨敗し、裏金問題に対する都民の怒りが示された。

これからも声を上げ小池都政・自民党政治を変えましょう
今後、都議会の第3回定例会会議は、918日から10月4日の予定です。
都議会での小池都知事の答弁姿勢は自民・公明・都民ファには100%答弁、立憲・共産などへの答弁拒否率は76%です。
知事に不都合な議員の質問は排除され、議会から追い出しをする( 3月26日東京MXニュース動画あり)など非民主的な運営を許すことなく、選挙で訴えた小池都政の問題点についてこれからも声をあげていきましょう。
来年の夏には都議会議員選挙があります。その前に衆議院選挙があるかもしれません。市民と野党の共闘を発展させ、自民党政治を終わらせるために力を合わせましょう。